私、退職を決断しました。

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退職を決断した秘書の声

秘書Mさんの場合

秘書Mさんの場合

秘書Mさんの環境

秘書として働いていた人の声を基に、どのような環境で働いていたのかをみてみます。
秘書として4年間働いたMさんですが、秘書という仕事をしていく中で幾度も退職願を出すことを考えたそうです。退職を考える理由としてはまず、忙しさがあったそうで、朝9時に出社してからピークで忙しいときは日付が変わっても仕事に追われることがあったとのこと。そして、社長が仕事をしている時間はもちろんMさんの仕事時間でもあるため、休日に社長が仕事をする場合には働く必要がある環境でした。

秘書を退職した理由

退職願を出すことを何度も考えていたMさんですが、最初に退職を考えたのは1年目でした。最初の1年で退職をしたい希望を既に持っていましたが、責任感のあるMさんは自分しか出来ない仕事を多く抱えていたために、徐々にタイミングがなくなっていったそうです。そして、この時点では徐々に辞めなくても良いと考えられるようになり、退職に関する考えはなくなったそうです。
しかし、そのようなやりがいを持って働けるようになってきた仕事でしたが、結婚と出産を経て仕事と家庭の両立が求められる環境になりました。その時点では社長代行と言えるほど多くの仕事をこなしていたため、当時は家庭を顧みずに仕事に没頭していたそうです。このような状態から義理の親から厳しい目で見られるようになりますが、早く帰ることは仕事に影響するので、仕事と家庭の板挟みになります。そして秘書の仕事は楽しく頑張れていましたが、結局家庭環境の理由から4年目で退職を決断されたそうです。

秘書の退職理由

秘書Mさんは家庭と仕事のバランスから退職をすることとなりましたが、秘書の仕事では他にはどのような理由が退職理由にあるのかをみていきます。
まずはMさんと同様の理由とも言える、プライベートな予定が立てづらいというところがあります。企業の重要な役割を担っている役員のサポートをする立場の秘書は、急な会議や来客にも対応出来るように夜遅くまで勤務しなければならないことがあります。そして上記の理由から、自分の予定で仕事を進めるのではなく、あくまで付いている役員の仕事に合わせて仕事をするため、自分のペースで仕事を進めることが難しいです。様々なタイプの役員に付くことがあり、その度に仕事の方法を変えたりペースを工夫することが必要です。もちろん、ただ仕事を待っているわけではなく、役員が求めることを先読みして動くことが必要なので自分主体の仕事をすることはほとんどありません。こういった理由によって秘書を辞めることを考えるケースが多いようです。

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